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モノグラム(MONOGRAM) 1/48 P-51D MUSTANG
レベル (Revell) 1/48 P-51D MUSTANG
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タミヤ(TAMIYA) 1/48 NORTH AMERICAN P-51B / MUSTANG III
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モン(MENG) 1/48 P-51D/K MUSTANG FIGHTER
エアフィックス(AIRFIX) 1/48 NORTH AMERICAN P-51DMUSTANG

レベル(Revell) 1/32 P-51D-5NA Mustang
2010/02/12 記
2015/05/08 追記
ニチモ (NICHIMO) 1/48 
P-51D ムスタング
by 友野 升太

ニチモ #S4801-350
(透明)
ニチモ #S-4802
1967年以降
ニチモ #S-4802
1971年以降
PARAMOUNT
ニチモ #S4802-250
(銀モールド)
ニチモ #S-4801
1967年以降
ニチモ #S-4801
1971年以降
ニチモ #共通一らんBOX

◎ 始 め に …

 1965年の発売ですからもう50年を越えたことになりますが、キット自体は2013年にニチモがプラモデル事業部を廃業する直前まで、銀モールド版が発売され続けていたニチモのオリジナル金型のキットであり、国産の古参キットの一つです。
 発売当時に流行していた内臓物が見える透明キットと、内蔵物をコクピット周りのパーツだけに省略した銀モールドのキットがありました。
 透明キットの内蔵物に関してはモノグラムの 1/32 ファントム・ムスタング を参考にしたようですが、前の年(1964年)に発売された同じような構成の コグレのキットと較べると、ニチモの方がよりモノグラムのアレンジコピーに近く、内蔵物の造作はスケールダウンしたかのような忠実さです。

さすがに 1/48 にスケールダウンしたので、モノグラム 1/32 のウリであった降着装置(主脚・尾輪・各カバーまでが連動) の電動引き込みやスタンドのレバー操作で動作する爆弾投下機構は省略されているものの、モーターや電池が収容できる赤いスタンドが付けられていました。
 海外で発売されたパラマウントブランドのものは、更に右の写真のように PHANTOM MUSTANG のロゴまでモノグラムの 1/32 にソックリだったりします・・・
 上の写真でもお判りいただけますように、透明キットはモノグラムを参考にして、かなり忠実に四色の成形色までも似せていますが、銀モールドのキットには左下の写真のように黒でモールドされたコクピット以外の内臓物が付いていないのも、モノグラム 1/32 のキットと同じ構成になっているというこだわりよう(?)です。

 ただし、当時ニチモがメイン商品として販売していたマルサンから流れたコピー金型 ( モノグラム の アベンジャー、ドントレス、Me109 や リンドバーグ の Me262、ホーカー・ハンター などの) キットからの脱却を目指して外形を自社でデザインしたうえに、各舵面を当時流行のオール可動にしたため、お手本にも実機にも、あまり似ていない独特のものとなってしまいました。

 また、初回発売時のキットナンバーは右の写真のように、販売のメインとなっていた透明キットが # S4801、銀モールドキットが # S4802 でしたが、後に箱のデザインや絵が変更になった際に、キットナンバーは透明キットが # S-4802、銀モールドキットが # S-4801 と、初版のものとは逆になっています。

 なお、箱からMotorized の文字が消えた後期バージョンや再販物には、モーターが付けられるようにはなっていませんし、透明キットのスタンドもそれに伴って、台座部分に地球儀を模した銀モールドの展示用のものに変更されての販売になっています。

ちなみに、キットナンバーが逆になって箱絵が変更になったものには、1963年に設立された日本プラスチックモデル工業協同組合が1967年以降に作った JPMマーク が付けられるようになりますし、1971年以降になると、おもちゃ業界の日本玩具協会が作った安全玩具基準マークの STマーク が併せて付けられるようになりました。

 なお、一部のサイトで「コグレの透明キットの金型がニチモに流れたので、このキットは コグレ[48D-03] のキットと同じ物…」などという間違えた記述が見受けられますこのキットはニチモのオリジナル金型で、箱絵の色合いや感じが似ていたとしても、実際にキットを較べてみれば確実に違うキットであることが判ります !
 前述のサイトの方は曖昧な記憶か、もしくは伝聞だけで書かれていらっしゃるのではないかと思ってしまうのは、ニチモのキットは "全可動式" というのを売り文句にしているように、各舵面やキャノピーが可動になっているなど当時のニチモが総力を挙げて自社で製作した金型であり、右の写真(左奥がコグレ、右手前がニチモ) や コグレのMODELING GUIDE をご覧いただいてもお解りいただけますように、コグレのキットの可動部はプロペラと足回りだけですので、二つのキットは完全に別物 !! なのです。 ⇒[勝手にERRATA] も参照してください

 発売当初のキットはモーターライズが可能で、内臓物付き透明キットはスタンドに収納したFA-13モーターから機首のエンジンパーツ内部を経由したジョイントやシャフトでプロペラを回転させるか、機首部分にエンジンパーツの替わりにFA-13モーターを内蔵するか…を選択させていましたが、銀モールドキットではエンジンパーツやスタンドは省略され、固定板で機首部分にモーターを内蔵する方式だけになっていました。
 また、再販の物にはモーターは付けられませんし、モーターライズをやめた際に金型に手を入れているようで、一部のパーツに違いが見られます。

 例えば初版キットのコクピット内の床板パーツは、エンジン部に内蔵した場合のモーターからのリード線や、あるいはスタンドにモーターを内蔵した場合のモーターからのプロペラ回転用の長いスプリングジョイントをエンジンパーツ内部まで通すために、左のように操縦桿の固定部分から前がコの字形に切り欠かれていて、主脚収納庫からもコクピット側からも筒抜けに天地が見えてしまう箇所がありましたが、後期(モーターライズ廃止後)には分かり易く金型に変更が加えられており、この床板パーツは右のように切り欠き部分が塞がれて、その部分にも木目モールドが追加された物になっています。

 また、初期のモーターライズ製品では、スタンド付き透明キットの場合は前述のようにエンジンパーツ内にスプリングジョイントを通してプロペラを回転させるためにスタンド内にモーターと電池を収納していましたが、スタンドを使わずに機首部分にモーターを内蔵した場合や、スタンドが付属しない銀モールドキットの電池ケースやスイッチは、異様に太く作られている爆弾や増槽の部品を使用するようになっていて、以前の増槽は Z 字形 の鉄線を使用した電池ケース(単五が基本ですが右の写真のようにムリをすれば単四も入れられました)に、爆弾はコ の字形をした鉄線を挟み込んで貼り合わせてスイッチ代わりになっていたために、主翼下面のパイロンの穴(;リード線の先をハトメに巻いてを埋め込むようにしてあった)に差し込むようになっていたのですが、現在はモーターライズもパイロンのハトメも無くなり、爆弾や増槽のそれぞれの差し込み用金属線の金型部分に彫り込みが入れられて、プラのモールドにしてあることなども手を入れてある部分といえます。

 でも、どうせならバリが少なくなるように手を入れてくれていたほうがもっと良かったんですけどね・・・

  検 証

 新製品として発売当時に購入して組んだ左の物を見ると、ヒケや型抜きピンの痕なども少なくて綺麗なモールドなのですが、脚柱が(尾輪も含め)可動のため長くて地上姿勢が立ちすぎるし、可動にすると調整が難しく、主翼の貼り合わせに隙間が開きますし、隙間なく貼るために削りすぎるとグラグラします。
しかも、地上姿勢時の開角度を主翼の切り欠き部分にカバーがあたる事で止めているのに左右で切り欠きの大きさが違うので、右の主脚が開き過ぎになります。
 主車輪ホイールハブのスポークは、一般的な 10本ではなく少数派の 8本となっているうえ、裏側の穴は表現されていません。
また、尾輪は庫内に完全に引き込まないように止めピンがあるうえに、カバーも胴体と一体成型で垂直の状態での固定になっています。
 完成時の外見は、ペラは戦後の機体に多く見られるカフスの無い櫂状のハミルトンスタンダード (モノグラム 1/32 と同じ ) ですが、スピナがちょっと細長くて機首前端を絞り過ぎたうえ、スラストラインが上を向いているので地上姿勢の立ちすぎと併せて印象が違っています。 

主翼の付け根の張り出しはあまり大きくなくB型状で、主脚収納庫の形状も曖昧なので、主脚カバーなどのタブを切断し全然形の違う主車輪カバー形状を修正したり、間違って左翼下面に並んでいる敵味方識別灯を右翼下面に移してやる必要もあります。 
 水平尾翼は実機のように左右一体になっているのですが、左に傾斜 (差し込み穴の左右が位置ズレ) しているうえに少し左が前に振れていて全体にねじれているように見えるので、極力修正してやります。 
 なお、エレベーターのタブの動作ロッドの表現がありませんので、気になる方は左下面と右上面のタブの外側から 1/3 ぐらいの所に足してやってください。
 胴体や主翼などのダボや裏面が厚くなっている部分 (可動部の軸受けなど) のヒケが表面に出ているので、パテ埋めなどが必要ですが、全体に打たれた細かい凸リベットをどうするかは各人の好みの範疇だと思います。 
 銀モールドは廃業するまで不定期に再販 (スポット生産 ?! ) されていましたが、金型の荒れがひどくてバリが各所に出ています。

 少し大きめのキャノピーは、フレームにガイドが付いていて開閉が可能です。
そのためコクピット内の造作が丸見えになりますが、ここはモノグラムのパーツをしっかりとスケールダウンしたかのようで、サイドコンソールなどのパーツも一通り揃っています。
 ただし、計器盤のモールドは簡略化されていますし、照準器がN-9(モノグラムもですが… )になっていて戦後型のペラとは合いませんので、気になる方は K-14照準器 にするなど手を入れてください。
一体でモールドされている翼下のパイロンはハトメを埋め込むためもあったせいで厚みがあり、ロケットランチャーもそれにあわせたようにゴツすぎると思いますが、排気管は薄い三角形が並んでいるだけなので、逆にあまり立体感がありません。
主翼の厚さは気になりますが、可動になっている各舵面との兼ね合いがありますので、あまり薄くはできません。 動作に関しては仮組み段階で充分擦り合わせをしてやれば、あまり気になる隙間はできませんが、エルロンを固定する半透明のプラ板は何回か曲げるとあっけなく折れます !
それと、各翼端は多少丸味が気になり、とくに垂直尾翼上端は目立ちます。

 なお、これらの修正のうち胴体や主翼などに関するものは、銀モールドや透明キットでも色を塗ってしまう場合は有効ですが、透明キットを透明のままで完成させようとする場合は、部分塗装をしてやるなどのように修正部分を隠してやる努力が必要となります。
 まぁ、基本的には、修正したり塗装したりするのは銀モールドのキットにして、透明キットは細かな寸法や形状にこだわるのではなく、おおらかな気持ちで楽しむものだと考えた方が幸せになれるのではないかと思いますが・・・(^^ゞ

  下 処 理

 今回は箱も無くパーツもバラバラになった状態のジャンクとして安売りされていた銀モールドを使いますので、通常だと仮組みに移るのですが、今回はかなり以前にストレート組みをした完成品がありますので、これを眺め回しながら簡易金型並みにバリに埋もれているパーツやヒケのあるパーツを、きれいに成形しながら加工してやることから始めたいと思います。
 バリが出ているのは胴体パーツ先端、スピナキャップ、コクピット床板、サイドコンソールパーツ、主翼銃口部分などが大きく、小さなバリはその他のパーツの合わせ目近辺にエッジの盛り上がりとともに多く見られます。
また、合わせ目のラインは成型時の押し出しピンの跡があってガタガタになっている部分も多く見られます。
 可動になっている動翼パーツもエレベーター以外は貼り合わせで、この接着面も結構ガタガタなので薄く削ってやろうかと一瞬思いますが、可動用のピンがあるのと主翼の厚さもあるのであまり薄くはできません。
 方向舵は下部の幅が足りないので少し(1.2mmほど)足してあります。
各舵面について書きましたので、ついでに主翼についても書いてしまいます。
後ろ合わせだとこれぐらい前に飛び出します。前述したとおり、主翼付け根の張り出しはB型状になっていますが、パーツの状態で修正するのは大変ですので、現時点ではここはそのままにし、胴体への取り付け後に修正します。
 なお、最近のキットは成型後の収縮なのか左翼は上下のパーツの幅が合わず、ダボ受けの穴の位置をずらすことで解決しようとしていますが、上面パーツが最大で1.2mmほど飛び出してしまいます。
以前はここまでズレてはいませんでしたので、詳しく見てみると左上面パーツのアールが平面に近くなってしまっているために前後幅が広くなってしまったのだということが判りました。
ただしこれが、中古で販売されるまでの保存状況の悪さによる個体差なのか最近のロットの全てのキットにおいて見られる傾向なのかまではわかりませんが・・・
 この修正はフラップやエルロンの関係がありますので、後ろ合わせで前に飛び出した上面に合わせてやるのが妥当だと思いますが、前縁や機銃孔フェアリングなども関係していますので容易ではありません。
 ただし、どうせ取り付け後に張り出し部分を成形しますので、とりあえず今の時点ではスルーして、先に修正可能な主脚収納庫形状を主輪ドア・脚カバー類を含めてそれらしい形状にしておきます。
 また、主翼下面のパイロンやロケットランチャーは高さが足りずに横幅が広い表現となっていますので、気になる方はパーツがイッパイ付いている他のキット(ハセガワやフジミなど)から調達してもいいと思いますが、パイロンには削り取る前に詰め物をしておかないと大穴が開きます。
僕は基本的に入っているパーツで楽しむほうですので、それぞれの厚さを半分程度に削っただけで終わらせています。
ついでに少し後退した位置にあって大きめに彫られた薬莢排出孔を小さめにして前進させ、左翼下面に間違えてモールドされた敵味方識別灯を削って右翼下面に移動しておきました。
なお、右翼下面翼端の出っ張り(エルロンのピンの受け)は折れやすいので気をつけてください、万一折れた時は元に戻すよりも上面パーツに位置を合わせて接着してしまった方が後の作業で無くさないので楽になります。
 主車輪ドアは形状が全然違いますので、このパーツをドア内側として、表にそれらしい形状に切り出した0.2mmの外板を接着して成形、主脚カバーも合わせて先端部分をカットしました。
なお、収納庫の左右の仕切りについては、可動にすることが前提であれば主車輪ドアの可動ピンの位置や形状を修正しない限りは干渉してしまいますので今回はそのままにしてあります。
タイヤのパーツは押し出しピンの跡が深く付いていますので埋めておきます。
 ホイールハブは表のスポークが少数派の8本となっていますが、今回はそのままで使いますので、裏側に8個の穴を開けておきます。

また、可動となっている脚柱はオレオは全伸ではなく三角に縮んだ形なのに、収納するために伸びきった長さになっているため、そのままでは前述しましたように立ち上がった感じになってしまいますので、地上姿勢でも不自然でないようにしつつ可動にして収納が可能なようにと考えました。
 とは言っても、スプリングを内蔵して伸縮可能にする腕もありませんので、単純に二種類の長さの違うパーツで差し替え式にして長さを変えるようにしました。
最初は差し替えなしで捻って縮められるようにと計画したのですが、脚カバーの取り付け部から可動ピンまでの余裕 (縮められる幅) があまりなかったので、他にもいろいろな案を考えましたが、元々のパーツを最大限利用することを優先して、やむなく一番簡単ながら強度が確保できる、真鍮パイプを利用しての差し替え式を採用することにしました。

 次に胴体パーツですが、これも同じように接合面がガタガタになっていますので、平らにするついでに機首先端パーツとウインドシールドパーツとの幅を合わせるためのシムを挟んでおくといいかもしれません。
 機首先端パーツは下側が少し広くウインドシールドパーツも胴体よりも幅広なので、胴体先端下部とウィンドシールド前に0.2mm厚のシムを貼り、なおかつダウンスラストを付けるために上面先端を1.5mmほど前に出るようにしてあります。
また機首上面の合わせ目もメクレのように盛り上がっていますので、これを削るとともに横からのラインを含めて少し丸味を緩やかにしておきます。
 排気管周りは庇の下に不揃いな三角が6個並んだようになっているだけなので、ここだけはやむなくハセガワかタミヤで余った排気管を入れられるように切り取りましたが、少し低い位置にモールドされているので庇の上のラインを基準にするような位置に修正して切り取っています。

コクピット部分はキャノピーの開閉用レールの表現がないので、開閉を損なわないようにフレームのスライダー部分を加工したうえで、胴体側にレールを付けておきました。

エア・アウトレット・フラップも可動になっていますが、オイルクーラー側のパーツの幅が広すぎますので穴の方を左右半分ずつ埋めてありますが、キットのエア・アウトレット・フラップパーツはピンの構造の関係もあって縮めるわけにいかないので、左右のピン受けを利用できるシャフトと、その真ん中辺で可動するエア・アウトレット・フラップの小さい物とを自作しました。

ラジエター後の大きい方のエア・アウトレット・フラップはアクチュエーターの表現などはありませんが、可動となっていますのでそのままで使用しますが、その後ろの尾輪の取り付け部分は多少手を入れました。
 この尾輪パーツはモノグラムのにとてもよく似ていて好きなのですが、多少長く飛び出して地上姿勢が高くなってしまうので、短くした主脚を使う時のために取り付け位置の軸受けを4mmほど上に新設しました。
元々、尾輪は引き込んでもカバーは胴体と一体成形で平行な位置に固定されたままで尾輪も奥まで入らないように止めピンがあるのですが、4mmほど位置を上げてもこのピンでとまります。
また、尾輪カバーは切込みを入れてハの字に開いた位置にしておきました。

胴体部分はけっこう下処理に時間が掛かりますが、この作業は後で生きてくるのではないかと思うので、工作がお嫌いでない方はぜひやってみてください。

 この他に気になる部分としては、スピナキャップの付け根が胴体側先端パーツより一回り大きいことですかね。
とりあえず一度接着して多少修正しましたが、それでなくても細長い感じですし、先端は素材の厚さの関係もあってあまり修正できませんので、気になる方はトレードを考えてみてください。

 あとは胴体下のエア・スクープのパーツが浅い位置で塞がれているので、これも気になる方は開けてください。
僕は塞いでいる壁の上半分は彫り下げてラジエター部への空気取り入れ口、下半分を開口してオイルクーラーへの導入口とする仕切り板の表現をしてみたのですが、どうでしょうか ?

 爆弾・増槽などの兵装類はあまり似ていませんしパイロンの一部のようなデッパリが付いていますが、お使いになるのでしたらこういった貼り合わせのパーツはたいてい接合面のエッジがメクレというか、尖ったように盛り上がっていますので、貼り合わせてから成形しておきます。

無線機は一番後ろの大きいのはバリではなくフリンジの表現になっているのですが、ニチモのではハッキリしていないので、削り落として表現しなおした方が無難かもしれません・・・

 ◎ 組 み 立 て

 コクピット内はサイドコンソール類を含めてモノグラム32 ムスタングのパーツをスケールダウンしたような感じですが、計器盤の位置が奥すぎて防眩シールドと干渉してしまうせいなのでしょうか、照準器(N-9だと思いますが…)だけ天地を逆に付けるように、と書かれています。
左上がファントムムスタング、左下が銀色のスタンダード仕様の説明書の照準器部分の説明写真で、日本語図面のがニチモの説明書です。
 キットのプロペラ(戦後のカフス無しの櫂状のハミルトンスタンダード)だとK-14の方が照準器としてはシックリくるのですが、どちらにするかは最終段階で決定することにして、とりあえず付いていたパーツはN-9照準器っぽくしておきました。

モノグラムでは胴体に貼り付けるようになっていたサイドコンソールやスロットル類のパーツは全てコクピットの床板に取り付けるように変更されていますので、説明書どおりに組むのでしたら挟み込む必要のあるパーツは、この時点で全部塗装して組んでおくことになります。
僕は床板に組み込むのは位置的な不満がある(前すぎたり下すぎたりする)ので、左右胴体部分に直接貼り付けました。
そのほか、組んでいくとどんどん欲が出てきていろいろなパーツを作ってしまったので、結局右の写真ように胴体内に組み込むパーツが増えてしまいました・・・
最初は主脚収納庫から見える胴体内の目隠しのためにコクピット床板を延長するだけのつもりでしたが、その端を押さえるための尾輪収納庫前の隔壁を作ったら、そこにつながるラジエター後のエア・アウトレットへの流れ道が気になってしまい、エア・アウトレット・ダクトとラジエターのパーツも作ってしまいました。
ついでに上から覗いても大丈夫なように無線機下の空洞部分を埋めるために胴体内タンクを作ってやって仮組みして見ていたら、キャノピーフレームも気になったので、7個の穴をあけたブレースを追加してやりました。

これを胴体に組み込んでやるとこんな感じになります。
もちろん銀モールドのキットでは最初から省略されているように、このほとんどの部分は完成後には見えなくなりますので、あまり一所懸命にやる必要もありませんが・・・
まぁ、右の写真のようにシートの脇のステーとシートベルト、照準器ぐらいは手を入れておくと、ストレート作りでも一味違った完成品の雰囲気になるのではないかと思いますし、更に資料をお持ちの方は左側コンソール上にエルロンと昇降舵のトリム・タブの操作輪やラム・エアと気化器の暖気操作レバーなどを追加しておくと、スライドが可能なキャノピーを開けた時にキラリと輝くと思いますので、これぐらいは古いキットと言えども、おやりになってみてはいかがでしょうか ? !
また、計器盤には丸い枠のモールドが並んでいるだけで、現時点では筆で計器の針を手描きしただけですが、これも自作デカールと透明プラバンの組み合わせで表現が可能ではないかと思いますので、僕の中では今後の課題として考えています。
ということで、眺めていると胴体タンク後の空きスペースに低圧酸素のボンベ(ボトル?)をランナーから作って積んでやりたい衝動に駆られてしまいますが、銀モールドのキットでは最初から省略されているぐらいですから、キリがないので胴体内はこれぐらいにしておいて、先へ進みたいと思います。

 機首周りは胴体左右を貼り合わせてからの加工・修正となりますが、ブレード基部にあわせた切り欠きだけになっているスピナキャップ部分だけは先に加工ができますので、この時点でやっておきました。
と、言ってもスピナキャップ側ではなくて基部のパーツの方でキャップ側の切り欠きにあわせた切れ端を四ヶ所に貼って、ブレード基部の形に合わせて切り欠きながら、ガタつきが無いように高さなどを調整して、ブレード基部からの見切れがないようにしてやります。
また、機首先端のパーツに通した小さな止めパーツで基部のパーツを固定するという方法が取られていて、ペラ自体はスピナキャップとともに後付けできますが、万一作業中に外れたりすると修正不能になる恐れがありますので、長いシャフトをランナーから削りだして後で差し込めるようにしておきました。
この方法であれば後々塗装によって、ペラをカフス付きのものやエアロプロダクツ製のものする必要に迫られた時でもシャフトさえ自作して交換すれば、他社の物でも簡単にトレードできますので・・・
このカフス無しの櫂状のハミルトンスタンダードのペラは、戦後になって装備されたと言われていますが、全機一度に交換されたわけではないようで、韓国などの諸外国の機体や各州のナショナルガードの機体でもカフス付きとカフス無しが混在している写真が多いです。

 主翼部分は可動が主体となりますので、翼厚を薄くしようと試みない限りは後加工が基本となります。
ただし説明書にありますように、先に主翼下面を胴体に接着した後で各動翼を挟み込んで、主翼上面を貼り付けるという少々厄介な工程となっていますので、説明書の指示に従う場合は接着面積がかなり少なくて容易ではありませんので、左のようなノリシロを胴体側に貼っておくのもよいかもしれません。
もっとも説明書の指示を無視して主翼パーツを組み立ててからでも、胴体への取り付けは可能ですので、僕は今回はこの主翼パーツ組み立て後取り付けを試してみようと思っています。
この場合は胴体側のノリシロは先着けできませんので着けるとすれば補強の形で主脚収納庫内から後張りで作業することになります。
また、主翼左側パーツの上下のズレは意外と深刻ですので、できるだけ左翼上面パーツのアールを戻してやる努力をして、ずれては困るフラップ部分の厚さ確保のために、主翼内側にズレ止め(僕はタミヤの三角材を使用)を貼っておくと作業がしやすいです。
 右の写真は、透明キットではパーツとして入っているのに、銀モールドキットでは省略されてしまっているので、上半角の固定と主脚収納庫内の見切れ防止、また胴体パーツとの接着箇所の増大や左翼上面のアールの確保を兼ねて増設した主翼のメインスパーですが、端っこに写っている機銃パーツはコグレの余ったパーツでのお遊び(次回作の検証のため)で、今回採用しているわけではありません。
 でも、銃身の長さが全然足りていないことで、ニチモのキットは主翼の前後幅が広すぎることが判りますね、コグレの主翼に付けた時もフェアリングまで突き出るほどには足りていませんでしたが、こんなには足りなくなかったですから !

ただ、機銃は載せないにしても、機銃口などは主翼パーツ貼り付け後になんらかの表現をしてやる必要はあるだろうとは思います・・・

 というわけで、今回は真鍮パイプの組み合わせで機銃口とブラストチューブを作って、機銃のフェアリング開口部分に埋め込んでやりました。
このフェアリング部分は前面の開口部も肉厚もかなり形が不均等なうえに上下面のズレ・スキマなどがありますので、胴体との接着後に付け根の張り出し部分とともに整形してやるといいと思います。

なお、付け根の張り出し部分は今回は前後幅が広い上面パーツに合わせて前縁ラインを整形した上でそのまま前に出しただけなのですが、これだと少し前に行き過ぎた感じがしますし、もともと広めの翼面積が更に広くなってしまうので、ちょっと印象が違う感じがします。
たぶん主翼付け根のフィレット部分の前後幅はキットのままが正しいのではないかと思えるので、修正の方法としては、
 A. 前縁のラインを少し後退させて張り出し部分を削りだす(ただし機銃フェアリング部の加工や可動となっている主脚収納部分の軸受けの強度不足など、幾つかの注意深い修正が必要)。
また、主翼の前縁ラインは少し後退角がついたようになっているので全体に下げるのではなく胴体に近い方を下げる感じにしてもう少し真っ直ぐなラインにするのが理想的かもしれません。
 B. 胴体側にモールドされたフィレット後部とフラップ後縁との間に2mmほどのギャップがあるので、ピッタリと合う位置まで主翼の取り付け位置を後ろに下げ(フラップの可動ピンの胴体側受け穴の位置変更と接着位置の後退に伴ってできる前方のスキマ埋めが必要. )、その上で A. の改修をおこなう。
 C. B.の取り付け位置後退を行ったうえで、A.の改修ではなく付け根の張り出しだけを大きくする(寸法的にはおかしいかもしれないが、加工は比較的楽で、見た目の効果は一番)。
 など・・・そしてこの他に、
 D. そのままの位置で接着して付け根の張り出しだけを大きくする(今回、僕はこの方法です)。
 E. なにも気にせずにそのまま作る(透明キットにはこれが一番良いと思います)。
と いうように、どこに力を注がれるかはお作りになる方の拘りによって違ってくると思いますが、各人に合った楽しみ方ができるキットだとも言えると思います !(苦笑)

 とりあえず組んでいくと左上の写真のような感じに組み上がります。
この角度から見るとあまり問題も無いように見えますが、このキットはパーツのいろいろなところに変なネジレや、左右が非対称になっているための違いなどがあり、そのために全体に微妙な歪みが出ていて、擦り合わせや修正にかなりの時間を要してしまいます。
 右側の上のはストレート組みの物で主脚の角度が違っていて判りづらいですが、主翼・胴体・垂直尾翼・水平尾翼のいずれもが微妙に捻れているのが判ります。
下は今回の物でだいぶ修正したのですが、それでも水平尾翼が微妙に左下がりになっています。
 まず、前述した右の主脚の開き過ぎですが、これは収納孔の右端の切り欠きが左端よりも1〜1.2mm大きいのが原因ですので、1.2mm厚のプラバンの端材かランナーの欠片を切り出して、主翼側に貼ってやれば解決します。
 次に主翼と胴体の取り付け部分ですが、これは左前側の接着部分に0.5mmのプラ板を挟んで胴体とのネジレを修正、胴体も貼りあわせ時にできるだけ左の尾部を持ち上げてネジレを解消しますが、垂直尾翼は左に捻らないといけない(方向舵が付けられない)ので、これも厄介な作業です。
で、これだけやっても、まだ左右一体の水平尾翼は左下がりになりますので、差し込み孔の調整や右上と左下に端材を挟み込むなどして、できる限りネジレを解消してやります。

 機首部分はこんな感じに修正しました !

とは言っても、少しダウンスラスト付けて排気管を差し替えただけなので、さほど見違えるよう…というわけにはいきませんが、主脚柱の短縮と尾輪の取り付け位置変更、そしてダウンスラストと、僅かずつですが修正を重ねてきたおかげで、少し精悍な感じが増したのではないかと、かなり自己満足気味です !(笑)
 コクピット内は以前工作した左下側コンソール上に、エルロンと昇降舵のトリム・タブの操作輪やラム・エアと気化器の暖気操作レバーなどを追加したぐらいです。

前部ウインドシールドの透明パーツはキャノピーの高さを少し低くしたのでそれに合わせようと思いましたが、じつは失敗してかなり削りすぎてしまいました・・・
このウインドシールドが胴体と合わない理由は、そのカーブの形状ではなくパーツ自体の厚さに起因しているのだという事に気づくのが遅すぎた結果です ! (^_^;)
もし接着前にピッタリと合わせようとするなら、厚さを薄く (削るか自作するか別売りパーツを使用) してからか、内側の防眩シールドを削ってクリアランスを取ってから、形状を修正してやらないと、いくら削ってもウインドシールドが浮くことになります。
まぁ、僕の場合はこの程度の失敗はしょっちゅうの事ですから、ここではムリに戻したりはしません。
ウインドシールドの下側に窓枠部分が表現されていないタイプなので、接着・塗装時に隙間部分に伸ばしランナーなどを詰めて窓枠状に加工してやればOKだと思いますから・・・

無塗装での組み立て状態はこんな感じです !

 とりあえずサフェーサーなどを塗りたくって、あまりにひどいデコボコがないかのチェックをしながら、マーキングをどうするかを考えていきます。

でも、元来があまり神経質なほうではないうえにせっかちなので、ついつい違うほうに目がいってしまいます・・・^_^;

試しに着けた赤いスピナキャップとカフス付きのペラが悪目立ちしていますが、これは前述しましたように簡単にトレードできる物を探していたら、寸法的にピッタリの物があったので、ついつい着けたままで撮ってしまったものです。
全てのキットを試したわけではないのですが、やはりこのニチモのキットはスピナの部分が絞られていますので、大体のキットのスピナキャップは基部の直径が大きくてはみ出してしまいました。
そんな中で一つだけ直径がピタリと合ったのがこのオータキのキットのスピナキャップで、多少アールにフックラ感が無くて鋭く絞られてはいるものの、右のようなアダプターを作って取り付け軸に挿してやると、オリジナルのカフス無しのオール状ハミルトンスタンダードと、カフス付きのハミルトンスタンダードに差し替えが可能になります。

実は戦後の櫂状のハミルトンスタンダードのペラのものは意外に写真が少なく、また手持ちのデカールもカフス付きの機体のものが多いので、このペラとスピナが無改造で使えるのは非常に助かります !

今回は翼下に零距離ロケットランチャー用のラックが装備されていますので、大戦後の機体でも星や蛇の目以外のマーキングにしてみようと考えていましたので・・・


 そして用意したのが、差し替え式のスピナのユニットと照準器のパーツ。
左写真の左側がニチモのオリジナルのスピナキャップとプロペラブレード(戦後の櫂状のハミルトンスタンダード)、右側のがオータキのスピナキャップとプロペラブレード(カフス付きのハミルトンスタンダード)となっています。
これは基本的にこの機体に合わせた塗装にしてありますので、この後でペラを移植してしまったオータキのキットを銀スピナの塗装にしなければならなくなりました !(苦笑)

その下の方に写っているのはニチモのオリジナルにちょっとだけ手を入れたN-9照準器(右側)とプラ板とランナーで作ったK-14照準器(左側)ですが、小さくて判りにくいので右側に拡大写真をupしておきます。
この照準器は取り付け基部に0.5mmの真鍮線を埋め込んであって、計器盤に開けた穴に差し込むことで取り替えられるようにしてあります。

でも、このプロペラユニットと照準器を交換式にしたので、このキットはこの塗装にすることができました !

細部はこんな感じです。


◎ デ カ ー ル
付属しているデカールは透明キットのも銀モールドのキットも昔からズッーと変わらずに左のものが入っているのですが、一緒に入っている"戦隊マーク図解"というカードみたいなのはデカールのためのカラーガイドではなく、単に部隊マークの紹介だけらしいです。
 三種類のデカールの内で唯一描かれている 375th FS/361st FG/66FW/8th AF の E2☆S の絵も、一時期機体の色を間違えて伝えられ、そのまま流行してしまったブルーの機体上面色となっているので、あまりまともに参考にするのは考えものなのではないかと思います。
 僕もそれを信用してマルサンのP-51Dを派手なブルーに塗っていた時期がありましたが、もちろん今ではオリーブドラブに塗り替えています。

 右下の"硫黄島より日本空襲に参加したP-51D"という紹介がある 109 のバズレターは、78FS/15FG/'FC/20AF の機体だと思われますが、S/N として入れられている 433636 というのが、44-33636 だとすると該当する機体は存在しませんし、デカールに使われている字体も違うと思います。

 また、デカールシートの左下側に白で印刷されている 64 X というのは、オリーブドラブで塗られた機体用のバズレターですが、これは 362nd FS/357th FG/66FW/8th AF の G4☆X の間違いで、機首にLilly-Bという文字が描かれている機体です。

なお、現在の箱絵に描かれている WR☆D のマーキングに関しては、側面のカラー図は入っていますが、デカールとしては入っていません。

◎ 追 記
今回使用したデカールはエアロマスター(AeroMaster) 48-099 のデカールから、RoKAF のものを使用しています。

 この、ディーン・ヘス(Dean Hess)大佐の機体の写真は何枚か発表されていますが、撮影された時期がバラバラなのか、映画化された時のスチール写真が混ざっているのか、字体や塗装が同じという写真がほとんどありません。

このデカールは比較的多くの資料に掲載されている写真のものですが、もっと"信念"の字体が楷書に近いハッキリしたものや、"8 "の上の丸がもっと大きいもの、垂直尾翼の"K "が太いものや排気管の周りを赤で塗られたものなどもあります。

P-51 MUSTANG GALLERY の ニチモ(NICHIMO)の 完成品 展示を見る

MUSTANG Mk.IV (S/N.?)
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AW◎N (9224)

1st FS RoKAF
F-51D
18 巴  K

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