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エアフィックス(AIRFIX) 1/48 NORTH AMERICAN P-51DMUSTANG

レベル(Revell) 1/32 P-51D-5NA Mustang
 2018/02/22記
2018/03/22追記
2018/09/12加筆
エアフィックス(AIRFIX) 1/48
North American P-51D Mustang
by 友野 升太

AIRFIX #A051312017年8月発売
AIRFIX #A05136
2018年発売予定
AIRFIX #A05137
2018年発売予定
AIRFIX #A05138
2019年発売予定

◎ 始 め に …

  以前の エアフィックス(AIRFIX) ブランド で発売になっていた オータキ/アリイ(OTAKI/ARII) のOEM商品ではなく、新金型を起こしてのキット化で2017年8月に発売され、2017年11月には日本国内でも販売開始された エアフィックス(AIRFIX) 1/48 North American P-51D Mustang のキットです。

 Made in India と記載されている箱に書かれているキットサイズは全長・全幅が 205mm ・236mm となっていて、その数値から割り出すと、47.95・47.79 ですが、実際にパーツ状態で実測してみると 204.7mm ・ 235.2mm の 48.02 ・47.96 となり、計測誤差などがあるにしてもスケール的にはほぼピッタリの 1/48 となっています。

 上げ・下げ位置選択のフラップ のほか、各舵面が別パーツになっていて稼働状態の表現が可能(説明書に可働角度が書かれています)なことや、108ガロン強化紙製増槽や75ガロン入り金属製増槽、M10ロケットランチャーやループアンテナなどを装備でき、ウインドシールドが二つと、スライドキャノピーパーツが三つ入っていること、フェアリング付きとフェアリング無しの選択ができる排気管、その下方に位置するエアフィルターの蓋板パネルも、一般的な 32個の穴あきのもの/英軍機に多いルーバー付きのもの、の二種類が用意されていたり、ドーサルフィンがパネルラインを違えて二種類、主車輪がタイヤパターンを違えて二種類の加重変形タイヤが入っているけど、説明書にその辺りはあまり詳しくは書かれていないということが判りました・・・

 今回のキットはエレベーターも金属外皮のものしか入っていませんし、プロペラブレードも カフス付きのハミルトン・スタンダード だけで、ドーサルフィン無しの胴体後ろ上部のパーツは入っていませんが、胴体後ろ上部を別パーツにして、数多くのバリエーション展開をすることが可能になっているというパーツ割りを見ると、いずれは確実に初期型をやってくると思いますし、その他にも エアロプロダクツのプロペラブレードを入れた K型だけでなく、大戦後の機体に多く見られる櫂状のカフス無しハミルトン・スタンダード (H.S 6547A-6)プロペラに翼下面にズラッと並んだ零距離ランチャーと 5インチHVARロケット弾 を入れた -30NA や垂直尾翼を延長した機体なども可能ですので、使用各国のマーキング や ANG などのデカール替えも含めれば、数多くのバリエーションキットが発売されると思います。

 今回はアクセサリーとして M10ロケットランチャーのほか、75ガロン金属増槽や108ガロン強化紙製増槽、爆弾(250lbかな?)が付いていますけど、爆弾に関しての記載は説明書にはありません。

 また、箱絵やデカールになっている 10th AF 2nd ACG の ☆ 24 "Little Indian" のマーキングの機体は、最近の資料では F-6D だという説がありますが、F-6D 用のカメラ窓パーツなどは入っていません。

 個人的な感想を言わせてもらうと、このキットはドーサルフィンの有無を表現するための胴体後部の分割方法などは違いますが、二か月後に発売された レベル 1/32 P-51D -5NA に非常によく似た雰囲気を持ったキットだと思います。

◎  検 証

 パーツをあちこち眺めまわしていると,、もちろんスケールの違いによる省略やデフォルメなどはあるのですが、前述したように レベル 1/32 P-51D にパーツ割りや構成に似ている点が多くあり、それ以上に見れば見るほど雰囲気や表現が似ていると思えてしまいます。

 たとえば左側のパーツ写真は、上が エアフィックス 1/48 下が レベル 1/32 の尾輪収納庫の基本パーツ(右写真は左が レベル 1/32、右が エアフィックス 1/48 )ですが、とても良く似た構成の骨組みに開位置の尾輪扉が着いた左右の内壁を貼り付ける構成になっています。
 とは言っても、 1/32 の方は胴体下の空気取り入れ口から続いた骨組みでコクピットの床板とは分割されていますが、この 1/48 の方は胴体タンクまでもが一体でモールドされたコクピット床板から続いた骨組みとなっているので、一見するとパーツ構成としては違うように見えますが、実際に組み上げていくと胴体下の空気取り入れ口の一部分から繋がっているのだということが判り、発想というか、構成が同じなのだということが判ると思います。

 レベル 1/32 では複雑な胴体内のリブで囲まれたコクピットの床板や内壁のコンソール類ですが、この エアフィックスの 1/48 では複雑なリブ部分はほとんどなく、コクピット内壁部分のパーツを左右胴体内側に貼り付けるように構成されているのですが、このコンソールやパネルなども、照準器の違いによるスロットルレバーの形状 (こちらは 後期D型 なので、K-14照準器用のレバーになっている) の違いなどはありますが、とてもよく似ています・・・
 この エアフィックス 1/48 は後期D型の特徴の一つである昇降舵の金属外皮表現になっていて、前期D型のレベル 1/32 P-51D-5NA の羽布張り表現との違いを表現しています。
 それと関係しているもう一つの外見上の特徴であるドーサルフィンですが、もちろんこのキットは 後期D型 としてあるのでドーサルフィン付きのパーツがパネルラインを違えて二種類、実機で分かれて組み立てられている後部胴体部分を別パーツするのではなく、尾部胴体上部のドーサルフィンから垂直安定板にかけてのモールドラインで分割されて、尾部のバリエーションパーツとしています。

 この部分の分割方法が エアフィックス 1/48 と レベル 1/32 との大きな違いで、レベルのは実機のように後部胴体部分を別にした、タミヤ 1/32 P-51D と同じような分割方法、エアフィックスの方は 造形村 1/32 P-51D に近い、実機の尾部をさらに細分化したような水平尾翼の取り付けラインに添ったラインでの分割となっている (ただし、造形村のキットは水平尾翼安定板が実機のように左右一体に成形されていますが、エアフィックスは一体ではなく、左右の差し込み式に分割されている) のが、大きな違いだと思います。
 とは言っても、その後に用意されている方向舵のパーツは、右の写真 (上がレベル、下がエアフィックス) のように、とてもよく似たものになっています。

 さて、主翼パーツを見てみると主脚収納庫近辺の構成・分割処理は、エアフィックスもレベルも左の写真のように、1/32 の タミヤ や 造形村 のキット以降でやたらと目にする、収納庫以前をバックリと切り欠いたような分割方法となっています。
 ただし、このエアフィックスのキットでは地上姿勢用の主車輪ドアは開状態の角度が固定されたものになっているので、主車輪ドアが閉じた(油圧が利いている状態の)地上姿勢にするにはフライングモデル時に使用できるように左右の主車輪ドアと主脚カバーが一体で閉位置にモールドされているパーツから主脚カバー部分を切り外して使用してやる必要があると思います。

こうして主翼を並べて見ていますと、右翼下面の敵味方識別灯の大きさが少し違うので、まったく同じに見えるわけではないのですが、似たようなラインと筋彫りで構成されていますし、レベルの説明書でパテ埋めを指示している、下面に並んだ零距離ランチャー装備時のモールドは、M10ロケットランチャーのパーツが入っているエアフィックスの主翼下面にも同じようにモールドされています。(裏側に片翼三つ分ずつの零距離ランチャー用の隠し穴があるので、いずれは大戦後のバリエーションも出すと思われます。)

 まぁ、それにしてもよく似た印象のキットだと思わざるを得ません・・・が、発売時期が エアフィックス の新しい 1/48 P-51D が2017年8月、レベル 1/32 P-51D-5NA が2017年10月と近いわけですから、もしかしたらこれはコピーというわけではなく、同じ原型からそれぞれのメーカーが自社の考え方に合わせてアレンジして出来上がったキットなのかもしれません・・・

 そう考えると、分割方法は違うのですが エアフィックス の 1/48 P-51D がドーサルフィン付きの後期型で、レベル 1/32 P-51D-5NA がドーサルフィン無しの前期型なのは、同じドーサルフィン付きの機体にしてしまうと、似ていることがハッキリしてしまうからではないかと思えてしまいます・・・(;^ω^)  

◎ 修 正 開 始
 購入はしたのですが、まだ作製を開始していないので、申し訳ありませんが詳細な修正部分などの考証もできていません。
かといってキットデータのワンポイントだけでは書ききれない部分がありますので、取り敢えず Mini GUIDE としてup させていただき、このあと、修正・組立などが進みましたら順次書き足して、そのつど更新 していきたいと思います。
 
◎  細 部・組 み 立 て


◎ デ カ ー ル

デカールは予告どうりの
* 10th AF 2nd ACG の ☆ 24 "Little Indian"
* 356th FG 361st FS の 44-15152 QI☆T "Jersey Jerk"
の二種となっていて、黒のストライプや電光マーク、機首のダイヤモンド列などが大きめの台紙にビッシリと並んでいます。

 

 箱絵もデカールに予告されていた 10th AF 2nd ACG の ☆ 24 "Little Indian" のマーキングとなっていますが、最近の多くの資料ではこの機体は F-6D だと紹介されています。
 ただし、 10th AF 2nd ACG の機体の写真を見ると、F-6D と P-51D が混在しているようですし、この機体として掲載されている写真は逆サイドのものが有名で、箱絵のような左サイドがはっきりと写っているものやカメラ窓が確認できるものではないですし、シリアル・ナンバーも判っていないので、この機体が工場の生産ラインで改装された F-6D だったのか、 現地でカメラキットをレトロフィットして F-6D とした P-51D だったのか、それともキットの指定のように P-51D のままで使用されていた機体だったのか…という確認はまだとれていません。

 2018年の発売予定として、2017年に発売された エアフィックス(AIRFIX) 1/48 #A05131 NORTH AMERICAN P-51D MUSTANG のバリエーションキット二種類がカタログやエアフィックスのサイトに載せられています。

上が エアフィックス(AIRFIX) 1/48 #A05136 NORTH AMERICAN F-51D MUSTANG で、箱絵からすると翼下の 4.5インチ M10ロケットランチャーのパーツを零距離ランチャー と 5inロケット弾に変更し、戦後のカフス無しのハミルトン・スタンダード製のプロペラ(H.S 6547A-6)とスピナーを追加してマーキングを下の三種類に変更したもの。
Scheme 1: ‘Rotation Blues’ 67th FBS Korea  Scheme 2: F51D 77 Squadron RAAF Korea 1951  Scheme 3: J26 Mustang, Swedish Air Force

 で、箱絵やパッケージデザインはまだ発表されていませんが、下が エアフィックス(AIRFIX) 1/48 #A05137 NORTH AMERICAN MUSTANG Mk.IV のマーキングとして発表されています。
Scheme 1: KM272 ‘Dooleybird’ 19 Squadron RAF 1945  Scheme 2: KH676/CV-A Flg Off A F Lane, 3 Squadron RAAF Cervia Italy, April 1945

こちらはエアフィックスのサイトに、
As the North American Mustang was developed as a direct result of a British Air Ministry requirement, it is somehow fitting that the RAF and Commonwealth air forces used the aircraft extensively during WWII. The British designation for the later P-51D version was Mustang IV, with the Dallas built P-51K, which used a different Aeroproducts propeller, referred to as the Mustang IVa.
と書かれていますので、エアロプロダクツのプロペラ (A.P A-20-156-24M) パーツを追加した P-51K (Mk.IVa) とのバリエーションキットになっているのかもしれません。

 また、2019年には、予想どうりのドーサルフィン無しの D型初期バージョンのキット #A05138 1/48 North American P-51D Mustang が発売予定となっていて、新しい金型で起こされた後部胴体のドーサルフィン無しの垂直安定板パーツや無線機のパーツ (コクピット内の写真に写っている無線機器は #A05131 NORTH AMERICAN P-51D MUSTANG に入っているものとは違っています…ただし、N-9照準器のほうは #A05131の発売時に既にクリアパーツのランナーにモールドされています) などが入れられているようです。

また、サイトの A05138 1/48 North American P-51D Mustang のページにはDescription として↓
A thoroughbred fighting aeroplane, the P-51D Mustang was produced in greater numbers than any other variant and introduced a number of improvements over earlier models. With a new wing design, teardrop canopy and lower rear fuselage, the P-51D was the mount of many USAAF aces and became the primary US fighter in the European Theatre, following its introduction in mid 1944.
と、書かれていますが、これはあくまでも実機の解説だと思いますので、他にも改変されたパーツ(もしかしたら羽布張りのエレベーターとか方向舵)などが入れられているのかもしれません・・・\(^ω^)/

マーキング(デカール)は現在のところ右側のカラー図にある、
 * U.S.A.A.F P-51D-5-NA(S/N 44-13410) 375th FS/361st FG/8th AF Thomas J. Christian  E2☆C "LOU II"
 * U.S.A.A.F P-51D-5-NA(S/N 44-13321) 487th FS/352nd FG/8th AF George E. Preddy Jr. HO☆ P "Cripes A' Mighty 3rd"
の二種類が予定されているということです。

◎ 結 局 ・ ・ ・

 日本国内での販売価格は税込で 3780円ぐらいまでと比較的高価なので、組み立て易さや各人の好みで国産のキットを選ぶというのも考慮に入れていい選択肢だと思います。
僕は3500円+消費税 のものと 2800円+消費税 のものをそれぞれ一個ずつ購入したのですが、まだ作製を開始していないので、申し訳ありませんが組み立てや詳細な修正部分などの考証もできていません。
 かといってキットデータ のワンポイントだけでは書ききれない部分がありますので、取り敢えず Mini Guide としてup させていただいて、このあと、検証・修正・組立などが進みましたら順次書き足して、そのつど更新 していきたいと思います。

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