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2015/05/04 記
2015/06/10追記
2018/04/02加筆
KP (Kovozavody Prostejov) 1/72
North American P-51B/C & Mk.III Mustang
by 友野 升太 & 富永のぶる

まだモデリングガイドを書いていないキットや、未入手でも海外などの読者を始めとして色々な方からお寄せいただいた写真や資料でキットの内容がある程度判るものを、写真を中心にしてご紹介していきます。

また、情報をお寄せいただいた方のお名前などは個人情報に当たる場合がございますので明記いたしませんが、サイトなどでもっとそのキットについての詳細が見られる場合などは、リンクを貼ってご紹介する場合がございます。

このページは単独の索引(Index)を作成しておりませんので、[オールスケールキットデータ][P-51 MUSTANG キットについて][MUSTANG MODELING GUIDE] のリンクからお入りください。 また、[戻る]ボタンも設置しておりませんので、ブラウザの[戻る]ボタンを使用するか、上記のリンクをご利用ください。

KP (KOPRO:Kovozavody Prostejov) 1/72 North American P-51B/C & Mk.III Mustang

KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0029
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0029 back
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0030
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0030 back
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0031
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0031 back
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0032
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0032 back
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0033
KP(Kovozavody Prostejov)
#KPM0033 back
KP(Kovozavody Prostejov)
#CLK003 2016年発売
KP(Kovozavody Prostejov)
#CLK003 back 2016年発売
↓ 2016年に OEM で AZmodel からも発売されました ↓
AZmodel #AZ7513
AZmodel #AZ7513 back
AZmodel #AZ7514
AZmodel #AZ7514 back
AZmode #AZ7515
AZmodel #AZ7515 back
AZmodel #AZ7516
AZmodel #AZ7516 back
AZmodel #AZ7568
2017年発売
AZmodel #AZ7568 back
2017年発売
AZmodel #AZ7588
2018年発売
AZmodel #AZ7588 back
2018年発売

 2015年4月にチェコで発売された、1/72 の新金型のキットで、現物は6月初めに国内でも販売が開始されましたが、キット(パーツの写真をクリックすると大きく表示されます)を見た限りでは、タミヤ、アキュレイト・ミニチュア、アカデミー などのキットなどを参考にしているような気がします。

バージョン(デカール)替えはキャノピーの違いを含めて五種類ですが、キットそのものはB型もC型も米軍仕様も英軍仕様も、マルコムフードとバードケージの違いだけで基本的には同じですので、今回は米軍仕様の三種類(B型マルコムフードを 二個 とバードケージB,C型 各一個)を購入しました。
 B型マルコムフードの二個が黄色と赤になっていますが、これは箱の左右のサイドで色が違っているだけで今回の KP の箱の統一デザインです。

 スケールはキットの 全長:全幅 が 136.5mm:156.9mm なので 72:71.9 と、ほぼバッチリの 1/72 でスケール表示どうりとなっています。

 2016年に OEM で AZmodel からも、箱とデカール(マーキング)を替えた P-51B Mustang の バリエーション四種類(バードケージ3種・マルコムフード1種)が発売されました
 発売されたキットは、AZ #7513 P-51B Mustang 'Captured' が ドイツや日本で捕獲された機体の三種類のマーキング、AZ #7514 P-51B Mustang 'Foreign Services' が スイス、スウェーデン、中華民国などの諸外国空軍の三種類のマーキング、AZ #7515 P-51B Mustang 52nd Fighter Group が四種類のマーキング、AZ #7516 P-51B Mustang 357.FG Aces(このキットだけキャノピーがマルコムフードです) が四種類のマーキングとなっています。

 また、マルコムフードで増槽付きの箱絵となっている AJ☆A "DING HAO ! " には増槽やパイロンのパーツは入っていませんし、バードケージ・キャノピーの実機写真も存在しています !

なお、2016年のクリスマスに KP(Kovozavody Prostejov) からもデカール替えのバリエーション #CLK003 で、マルコムフードのブルーノーズの機体 P-51B "MUSTANG"pilot Lt. Edwin Heller ( PZ☆H : P-51B-5NA/sn.43-6704) という一機種一マーキングの格安キットが発売されたという報せが入ってきました。
 その後、2017年にはAZmodel から、ドーサルフィン付きの胴体後部パーツと増槽パーツを加え、デカール(マーキング)をラウンデルに替えて #AZ 7568 Mustang Mk.III ”Dorsal Fin” とした バリエーションが発売され、2018年にはさらにデカール替えで米軍機仕様の #AZ 7588 P-51B Dorsal Fin USAAF が発売される予定です。
ただし、この AZmodel#AZ 7568 & #AZ 7588 は日本国内での価格がやたらに高くて、一番安い価格の KP(Kovozavody Prostejov) #CLK003P-51B "MUSTANG"pilot Lt. Edwin Heller の2.5倍以上となっています !!


◎ パーツ

 ざっと見たところでは、エルロン、フラップ、ラダーなどの動翼は別パーツになっていますが、ポジションが選択できるのはフラップだけで、あとは単純に切り離してあるだけの断面になっていますし、方向舵はホーンバランス部分が垂直安定板側にあるなど実際の分割とは違っていますので、もしかしたら薄い部分のモールド(湯流れ)不良の回避のための処置が主目的なのかもしれません・・・と思っていたのですが、どうやら参考にした アカデミーB型[72B-12・13] のキットの主翼前後幅の広過ぎを修正するための処置が主目的のようです。

 このキットの登場によって、アカデミーB型[72B-12・13] のキットの主翼前後幅の広過ぎをどのように修正すればよいのかがハッキリと解りますし、直す時の治具としても利用できるので、アカデミーのキットの修正がかなり楽にできるようにになりました。
ただし、アカデミーの主翼とピッタリと重なるということは、前縁の角度が少し急になっているということかも知れませんので、アスペクト比がどうこう…と仰られる知識のある方にはあまり向かない方法かもしれませんが・・・
ちなみに主輪ドアや主脚カバーなどは相互に流用が可能なぐらいソックリです。
アカデミーのパイロンが別パーツで B型のになっていたら、増槽や爆弾も流用できたのに・・・

 弾倉パネルの筋彫りの位置は正しいようですが、B型の特徴的な主翼付け根前縁の捻り下げが表現されておらず、また、下面の薬莢排出口(Mustang I のようになっています)や、敵味方識別灯の位置が多少疑問(アカデミー72のように気持ち後ろ寄り ?!)だったりしますし、水平尾翼には上下面に点検口がモールドされているなど、疑問点もあります。
 その Mustang I のようになっている主翼下面の薬莢排出口は、実によく似た主翼が ペガサス(PEGASUS HOBBIES) E-Z Snapz 1/48 #8404 P-51B Mustang "Tuskegee Airmen" のキットに入っていますが、KP のキットにはパイロンはありません !
タミヤ、アキュレト・ミニチュア、アカデミー を参考にと書きましたが、この ペガサスのキットをも含めて参考にして開発したと思われるように、排気管後の小パネルのように表現が同じになっている箇所があったりします !
とは言っても、KP のキットは 1/72 にもかわらず、1/48 のスナップタイトキットのペガサス(PEGASUS HOBBIES) では省略されてしまっている機銃(段違いになっている銃身)や着陸灯などがちゃんと表現されていたりしますが・・・
 スピナキャップはハセガワやアカデミーより短いですが、それらの尖り過ぎを修正した ホビースポットU の改修パーツと同じようなちゃんとした長さと膨らみになっています。
 なお、コクピット内のパーツは計器類がモールドされてラダーペダルと防眩シールドが一体になった計器盤(右上のメーターが斜めに欠けていたり、デカールも付いていますがなぜか白と黒に色分けされています)や照準器、サイドコンソールまで細かくパーツを分割(一体で抜けなかっただけかも…)しているのですが、B型以降は新設されて平らになったはずの床板に、アリソンエンジン搭載型のような主翼上面状のアールが付いていたり、操縦桿の表現がリンケージ・アームが露出しているところまで同じだったりするので、参考にしたのが国内のどのキットだかが判ってしまうところがあります・・・t(;^ω^)b
 また、コクピット両側面のモールドは細かく彫刻されているのですが、特徴のある酸素マスクのホースなどは省略されています。
 主脚の収納庫は深くて細かいモールドが施された別パーツですが、[B型とD型の主翼付け根の張り出しの違い]に書いてありますような、収納庫内のリブの配置が D型のものになっているなど、片手落ちな部分も見受けられます。
しかも、右の写真のようにアカデミー の収納庫と、細かいモールドは違っているものの、大きさや庫内に見えるリブと配置がまったく同じになっていたりします。

排気管はフェアリング付きとフェアリング無しの二種類が用意されています。

水平尾翼には上下面に点検口がモールドされていたり(本来は下面側に点検口はありません)、エレベターのタブ・ロッドが左右とも上面に付いている(正しくは左尾翼エレベーターのタブ・ロッドは下面側)など、片手落ちな部分も見受けられます。

 B型とC型のキットの違いはデカールのみでドーサルフィンはどのキットにも無く、マルコムフードorバードケージキャノピーは後部胴体部分まで一体成形のパーツ替えで別バージョンのキットとして発売されています。
このキャノピーは後部胴体の一部が含まれる形式ですが、マルコムフードのパーツの後部胴体部分に在るはずのスライドレールは残念ながら表現されていません。

 また、#KPM0030 の B型マルコムフード の箱絵に描かれている増槽はパーツとしては付いていませんし、前述のようにパイロンのパーツや主翼下面の取付け穴もありません。

 とは言っても、主翼付け根の形状と主脚収納庫の形状をある程度正しく表現した数少ないキットで、 1/72 B/C型 では、このキットとモノグラム[72B-01]レベル[72B-10・11] だけとなっています。



◎ 説明書
 マルコムフード仕様の #0032 、英国の蛇の目マークのデカールが付いた Mustang Mk.III のものですが、こんな説明書になっていて、各キットによって塗装図と解説の部分が変わってきます。

◎ デカール

 かなりおなじみとなり、 #0029 P-51B Mustang の箱絵にもなっている R.T.エックフェルト中尉機 B7☆E  "BALD EAGLE"のマーキングとして入っている黄色地に青の翼端のストライプデカールは、[R.T.エックフェルト中尉機"BALD EAGLE"の塗装] に書きましたようなこれまでのものとは違えているものの、残念ながら相変わらず上下面で対称になっているなど間違えたものになっていますので、写真を優先する僕の場合は残念ですがそのままでは使えません。

 他のキットのデカールは写真のとおりで、右側のが #0030 P-51B Mustang "Malcolm hood" のもの、左側が #0032 Mustang Mk.III "Malcolm hood" と、なっていて、箱裏のカラー図のとおりそれぞれ三機種分ぐらいのマーキングが入れられているのですが、 #0030 P-51B Mustang "Malcolm hood" の箱絵になっている AJ☆A "DING HAO ! " にはバードケージ・キャノピーの実機写真も存在します !

 なお、バードケージ仕様の #0033 P-51C のデカールの写真を撮りましたので、追加しておきます。

 * P-51C, 118th Tactical Reconnaissance Squadron/23rd Fighter Group, Suchwan airfield, China November 1944
 * P-51C, Mjr. Herschel 'Herky' Green, 317th Fighter Squadron, top scoring ace of the 325th Fighter Group with 18 kills, Lesina airfield, Italy 1944
 * P-51B, Lt. William B. Overstreet, 363rd Fighter Squadron/357th Fighter Group, 8th Air Force June 1944
の三種類で、箱絵は C.B.I.戦線 で118th Tactical Reconnaissance Squadron で使用されていた偵察機タイプの機体の塗装のものになっていますが、箱絵に描かれているようなカメラ窓のパーツは入っていません。

 また、2016年には OEM で P-51B Mustang の バリエーション四種類(バードケージ3種・マルコムフード1種)が、 AZmodel から箱とデカール(マーキング)を替えて発売されました
 発売されたキットは、AZ 7513 P-51B Mustang 'Captured' が ドイツや日本で捕獲された機体の三種類のマーキング、AZ 7514 P-51B Mustang 'Foreign Services' が スイス、スウェーデン、中華民国などの諸外国空軍の三種類のマーキング、AZ 7515 P-51B Mustang 52nd Fighter Group が四種類のマーキング、AZ 7516 P-51B Mustang 357.FG Aces(このキットだけキャノピーがマルコムフードです) が四種類のマーキングとなっていますが、現物はまだ手に入れてはいませんので、デカール詳細は未確認ですが、面白いと思えるマーキングは総て SWEET の 1/144 とカブッているということに、ただただビックリしてしまいます。

 なお、同じ2016年のクリスマスに KP(Kovozavody Prostejov) からデカール替えのバリエーションで発売されたブルーノーズの機体 ( PZ☆H : P-51B-5NA, Sn./43-6704) は、 486FS/352FG/67thFW/8thAF のエドウィン・ヘラー中尉 ( Capt. Edwin L. Heller ) 機のマーキングの箱絵ですが、デカールもこの一機分のみとなっています。
 2017年にAZmodel から ドーサルフィン付きの Mustang III 胴体後部パーツと増槽パーツを加え、デカール(マーキング)をラウンデルに替えて発売された #AZ 7568 Mustang Mk.III ”Dorsal Fin” のデカールはこんな感じになっています。

今後(2018年)には米陸軍航空隊のデカール替えバリエーションキットも予定されています。


 なお、チェコの KP は2009年に一度、ハンガリーの Expediens Ltd が買収をし、KP MODELS (左のロゴマーク)として活動を継続してますが、今回の P-51B/C Mustang Mk.III は箱の横に Czech Republic の文字が入っていますし、右のチェコの KP(KOPRO:Kovozavody Prostejov) のロゴマークが付けられていますので、会社が復活したのか再生したのかは分かりませんが、ハンガリーの KP MODELS とは明らかに別会社、もしくは別ブランドだと思います。

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