

ガムのオマケとしての食玩ブラインドボックスでの販売なので、同じシリーズ内の Fw190-D9 や 零戦52型 などのハズレ(笑) を引いてしまう可能性はもとより、この P-51B にしても中身を選んでは買えないのが残念ですが、塗装済み半完成組み立てキットなので基本的には、メイン( ? ) のガムを噛みながら接着剤無しで組み立てて、付属のデカールを貼るだけで楽しめます。
マーキングは、
#02-A は P-51B 米陸軍航空隊 356FS/354FG/100thFW/9thAF の AJ-☆A と、同じ 356FS の AJ☆N が、
#02-B は P-51B 米陸軍航空隊 487FS/352FG/67thFW/8thAF の HO☆M と、 486FS の PZ☆J が、
#02-C は MUSTANG III 英空軍 316部隊 の SZ◎A と、 309部隊の PK◎G が、
それぞれ一枚のデカールに入れられています。



エア・アウトレットフラップはオイルクーラー後の小さいのも開位置で表現されていますし、ラジエター後ろの大きいほうは、なんと可動になっています。





他にちょっと残念な点としては、翼上面のガンベイ(弾倉のハッチ) のモールドが、タミヤなどのキットと同じでD型のようにリブ一つ分長くなっていることや、アンテナ柱がまったく無視されていることです。
まぁ、筋彫りの線を左右一本ずつ彫り足してやったり、伸ばしランナーを一本、キャノピーの後ろに立てて貼り付ければすむことではありますが、ここまでキレイにできていると、正直言ってヘタに手を加えたくはないんですよねェ ・・・ (^^ゞ




ただ、僕はまだ手に入れてはいないのですが、店によってはもう一種類別のセットが販売されていて、それにはシークレットとは別の LIMITED ITEM マーキング が入っているものがあるそうで、こちらがそのもう一種類の 米陸軍航空隊 第75戦闘飛行隊 のものだそうです。




まぁ、あくまでもデカールプレゼントだからしょうがないのかもしれませんが、それならせめてこの 328th FS, 352nd FG, 8th AF の P-51B-10-NA PE-S (42-106703) "Snoot's Sniper" の塗装上の特徴とも言える垂直尾翼のタブや S の右上にある床屋のサインポールから来ているという三色の塗り分けのデカールを入れてほしかったです !!(>_<)
また、2012年には塗装替えバリエーション商品として、 エフトイズ(F-toys) 食玩 1/144 航空ファンSELECT (モデルNo. FT60137) としてブラインドボックス方式で、クラレンス・アンダーソンのオリーブドラブの P-51B にインベンジョン・ストライプを施した、B6☆S "OLD CROW" (43-24823 : P-51B-15-NA) は 10月29日に発売され、その後、もう一つの 松本零士 1/144 戦場まんがコレクション(モデルNo. FT60583) #02 が、ガムのオマケ(食玩)でなくなっている(ガムが入っていない)にもかかわらず、同じようにブラインドボックス方式で 11月13日 に発売になっています。
ただ、僕の記憶では、松本零士氏の 戦場まんがシリーズ ではこの 「メコンの落日」 でもそうだったと思いますが、P-51 は B型 も D型 もあまりメインの機体としては活躍しておらず、この機体も " シャークティース " が書かれているだけなので、「もしかしたら 松本零士氏は P-51 はあまりお好きではないのかも・・・?!」 と、当時思ったことがありました。
発売になってみると、この危惧は確かに当たりだったようで、この商品のウリにしている "全ての機体は松本先生による解説文付き。"というこの 「メコンの落日」 の P-51B ムスタング の解説書の解説文というのは、ただ、「ムスタングは描きやすいですね。そんな印象です。」 というたったの一行だけでした・・・(苦笑)
なお、こちらの松本零士 1/144 戦場まんがコレクションは 鍾馗 成層圏戦闘機, 鍾馗 練習機 新撰組, P-51B ムスタング メコンの落日, フォッケウルフ Fw190D-9 ベルリンの黒騎士, Me262A ベルリンの黒騎士, Me262A DEATH HERLOCK, 疾風 アクリルの棺, 疾風 Roll-out 松本家家紋 の[全8種] となっており、シークレットはないのですが、「スタンレーの魔女」に登場する「一式陸攻(1/144スケール)」が入った、[限定特典付スペシャルセット] "飾れる特別限定壁掛けケース"というのが、サークルK , サンクスなどで発売されました。